ご挨拶

第151回西日本整形・災害外科学会学術集会

会長 山本 卓明
(福岡大学医学部整形外科学教室 教授)

令和8年6月6日(土)・7日(日)の二日間、第151回西日本整形・災害外科学会を福岡で開催させて頂きます。大変光栄であるとともに、大きな責任を感じております。開催をお認めいただきました会員の先生方に、改めまして御礼申し上げます。

本学会の前身であります「西日本整形災害外科集談会」は、今から約75年前の1951年(昭和26年)6月に第一回が開催されました。本会は、その後も脈々と受け継がれ、現在の第151回西日本整形・災害外科学会に至っております。

この間、本学会は西日本地区における整形外科学の普及と発展に大きく貢献してきたのみならず、若手医師の学会発表の登竜門としての役割も担ってきており、医学の発展と医師の育成の両面で欠かすことのできない重要な学会であります。今回も、その役割がしっかりと果たせるように努めて参ります。

特別講演は、NHKでアナウンサーをしておられる佐々木理恵様に、「人にわかりやすく話をするコツ」、についてご講演を賜る予定になっております。

主題は近年のトピックスを中心とさせていただき、

  1. 境界型寛骨臼形成不全に対する治療戦略
  2. 反復性肩関節脱臼に対する治療戦略の現状と課題
  3. ロボット支援人工膝関節置換術の現況
  4. 足部・足関節外傷に対する治療戦略

の4つのテーマを準備させていただきました。

本会のスローガンは、「磨け、プレゼン力!」です。先生方のプレゼン力が、磨かれ、さらに洗練されるような学会となりますよう、出来得る限りの準備を進めて参ります。

6月初旬の福岡は、梅雨入り前で、大変過ごしやすく快適な季節です。是非、多くの先生方にご参加いただき、活発な質疑応答を通じて実り多い学会となることを願っております。

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